■「Here today-gone tomorrow」(矢井田瞳)
久々にヤイコのCDを買っちゃいました。「マワルソラ」と「マーブル色の日」が好き。
「Pajama Holiday」も。「ビルを見下ろす屋上で」はピアノの音が繊細で、ライブで聞いてみたい。
ヤイコの曲には、ブレスの音が多く入っている。歌い出し、フレーズの間、そこここに大きく息を吸い込む音。普通は編集で消すところだろうが、しっかり残っている。
身近に感じるという効果だけでなく、ヤイコだけのエネルギーを感じるのは考えすぎだろうか。大きく吸い込んで、力をためて、言葉を紡ぎ出す。今日の自分に、明日へ向かう自分に、負けないように。
それは聴く人間にも力を与えるし、きっと歌っている本人にも。
裸足で歌うヤイコのスタイル。空気だけでなく、地面からも直接エネルギーをもらっている。そんなエネルギーのついた詩だから、聞いた人間の心を射る。
「夢は逃げない 逃げたのは誰だい」(マワルソラ) ?
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by forestgreen-1
| 2005-09-06 00:34
| 脳内事情